20代女性
ある男性と付き合い始めたがどうも様子がおかしい。男性には話したことがないような事を知っており、その中には友人と電話で話したような内容も含まれていたので、もしかしたら盗聴されているかもしれない。本人に聞いてもそんなことするわけないの一点張り。怖いので調査してほしい。
依頼者の自宅に向かい、見落としがないよう慎重に調査を開始。しかし思いの外あっさりと盗聴器が発見された。盗聴器は電源タップ内に設置されており、電源に差し込まれてる間はずっと盗聴できるようになっているタイプのもの。おそらく、彼女が使用しているのと同じタイプのタップに盗聴器を仕込み、彼女の自宅を訪れた際、目を盗んでそっと入れ替えたのだろう。他にないか調べてみたが見当たらず、依頼者との話し合いの結果、警察に通報。調査を終了した。
40代男性
娘が急に結婚すると言い出した。相手のことを聞いてもあまり詳しく話そうとしない。いかにも怪しいので調査してほしい。
まず、入居予定マンションの周辺などを調査。セキュリティはしっかりしているため、外部から侵入するのはなかなか難しそうである。後日、依頼者とその娘の立会いの元、入居予定の部屋内に盗聴器がないかの調査を開始した。入居前の状態なので調査もしやすく、部屋を歩き回りながら反応がないかチェック。部屋の隅あたりで反応があり、詳しく調べてみると、コンセント内部に盗聴器が設置されていることが判明。どうやら以前の住人が盗聴されていたようだ。トイレ、浴室、ベランダなどを隅々まで調べたが他には発見できず、盗聴器はその一つのみだった。設置されていた盗聴器を撤去し、他に不審な点がないことを確認して調査を終了。